フジクラ、医療用ケーブル開発注力
フジクラは医療分野向けの新たなケーブルの開発に注力する。同社が手掛ける従来の細い金属線と、独自技術である間欠接着型光ファイバー心線「スパイダー・ウェブ・リボン(SWR)」のそれぞれの技術を融合させるイメージ。従来ばらばらだったケーブルを間欠で接着し束にすることで、コネクターとの接続のしやすさなどが期待できるとする。現在は医療メーカー向けに製品の説明などを行っている段階とする中、今後は需要家と開発面で協力したり、要望に応えたりしながら市場への早期投入につなげたい考えだ。