【動画】大阪城公園にご当地キャラ60体大集合。初日は妖怪ウォッチ「ジバニャン」も登場
大坂の陣400年天下一祭の一環として、「太閤はんの大号令 ご当地キャラ天下統一大合戦」が11日、大阪市中央区の大阪城公園太陽の広場で始まり、全国から約60体のご当地キャラクターが集まって、子どもたちに愛敬をふりまいた。開催期間は当初、13日までの3日間だったが、台風19号の接近に伴い、1日短縮され12日までとなった。
このイベントは大阪城非公認キャラクター「太閤はん」の大号令のもと、甲冑(かっちゅう)姿の戦国武将など和装を中心としたご当地キャラクターが集結し、天下分け目の戦いを再現するというストーリーになっている。 開会式でご当地キャラが次々と現れ、ステージを埋め尽くした。約60体のご当地キャラが大阪に集合するのは珍しい。勇ましい出陣式を終えると、大名行列と称して、一体ずつ花道を駆け下りて会場へ乗り込んだ。 「太閤はん」と「出世大名家康くん」(静岡県浜松市)をそれぞれ総大将にして、ご当地キャラが両軍に分かれ、ゲームなどで天下を争った。
団体戦のほかに個別キャラの人気投票も
天下分け目の団体戦のほかに、個別キャラの人気投票も実施。子どもたちに「だれに投票するか」を聞いた。「『朝倉ゆめまる』(福井市)。いっしょに写真を撮ってくれた」「かわいい恐竜の『ウルスくん』(大阪市)」「『レヒルさん』(新潟県)。ひげがかっこいい」「グッズをもらったから『おりひめちゃん』(大阪府交野市)」――などと、見事に票が割れていた。 記念撮影に追われる「みとちゃん」は、茨城県水戸市のマスコットキャラクター。天下の副将軍水戸黄門の女の子バージョンで、ちゃんと印ろうを提げている。関係者によると、大阪初お目見えとのことで、歴史系のご当地キャラが集まると聞きつけ、はるばる大阪まで遠征してきたそうだ。
妖怪ウォッチ「ジバニャンバラエティーショー」も開催
また同日は開会式に続き「妖怪ウォッチ ジバニャンバラエティーショー」が特別開催され、アニメやゲームで子どもたちに人気のキャラクター、ジバニャンが登場。クイズや「ようかい体操第一」などで、会場一体となって盛り上がっていた。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)