【米軍の標準装備モデル、パイロット用クロノグラフなど】ハミルトンのヴィンテージウオッチが来日
ハミルトンのポップアップイベント“Find your KHAKI”が、11月9、10日の2日間にわたってキャピタル原宿で開催される。スイスに保管されるハミルトンのヴィンテージウオッチも会場に並ぶ。 【画像】“カーキ フィールド”現行と原型モデルを見比べる
ハミルトンは1892年にアメリカ ペンシルバニア州ランカスターで創業され、アメリカの鉄道黎明期とともに発展してきた。“カーキ”シリーズは、アメリカ軍のオフィシャルウオッチサプライヤーに任命されて供給を開始し、今ではハミルトンを代表するシリーズのひとつである。軍用時計として使用されてきた高い水準、技術をもちながら、アメカジファッションとの相性が抜群で、数多くのファッショニスタが魅了されている。 今回のイベントではLEADが、アメカジの切り口からカーキシリーズを楽しめるよう、コーディネイトを提案。また、ファッションディレクターの金子恵治氏、NEATデザイナーの西野大士氏、キャプテンサンシャイン デザイナー 児島晋輔氏も今回のコラボレーションに賛同し、私物のヴィンテージクロースを販売する。
会場にはスイスに保管されているハミルトンのヴィンテージウオッチも展示される。1944年に発売された、“ミリタリーウォッチ グレードⅡ”は、カーキ フィールドの原型とも言われるモデル。アメリカ軍兵士が着用していた軍用時計のひとつで、ミルスペック(軍の調達規格)を満たす。 またアメリカ海軍の特殊部隊、水中爆破チームUDTに採用された防水時計“キャンティーン ダイバー”(1951年)も登場。防水技術は現行のマリンウオッチ“カーキ ネイビー”にも継承されている。 さらに、パイロット用クロノグラフ“クロノグラフ ファブフォー”(1970年代)も揃う。“ファブフォー”とは、当時のアメリカ軍にハミルトンを含めて4ブランドが供給していたため、ビートルズの愛称であった“Fabulous Four(素敵な4人組)”にちなんで名付けられた。また、カーキのヴィンテージウオッチとともに時代を彩ってきた年代物のワードローブも展示される。
文◎Watch LIFE NEWS編集部