8月は「飲酒運転取締り強化月間」幼い3人の命奪った事故風化させず、撲滅へ 警察がパトロール強化
8月は、「飲酒運転取締り強化月間」です。減少の兆しが見えない飲酒運転の撲滅に向け、警察が出陣式を行いました。 【写真で見る】「飲酒運転取締り強化月間」東警察署で取締り出陣式 ■東警察署で取締り出陣式 1日、福岡市東区の福岡県警東警察署で行われた「飲酒運転取締り出陣式」には警察官や関係者44人が参加しました。 東区では、18年前の2006年8月25日、海の中道大橋で家族5人が乗る車に飲酒運転の車が追突し、幼い3人の尊い命が奪われました。 「飲酒運転取締り強化月間」は、悲惨な事故を風化させず、減少の兆しが見えない飲酒運転を徹底して検挙するために設けられています。 ■福岡県内の飲酒事故今年は急増 福岡県内の飲酒運転による交通事故は、2019年以降減少傾向でしたが、今年に入り急増。6月末時点で昨年の同時期を11件上回る、51件起きています。 また、飲酒運転の検挙数も増加傾向で、コロナ禍前の水準を上回った昨年の同じ時期に比べ今年は25件多い、708件となっています。(今年6月末時点) ■警察「撲滅には程遠い」と危機感 7月31日夜から1日未明にかけては、福岡県内で男3人が相次いで酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。 こうした現状を受け、1日の出陣式で東警察署の松岡法之署長は、「県民の願いである飲酒運転撲滅にはほど遠い状況と言わざるを得ず、強い危機感すら感じている」と述べました。 警察はこの期間、平常時よりも検問やパトロールの回数を増やすなどして、体制を強化することにしています。
RKB毎日放送
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