奈良マラソン開会式
奈良マラソン2024(同実行委員会主催)は7日、奈良市法蓮佐保山4丁目のロート奈良鴻ノ池パーク(鴻ノ池運動公園)で開幕し、開会式や「ミニ奈良マラソン」が行われた。きょう8日に行われるフルマラソンや新種目のペアリレーマラソン、世界遺産10Kのランナー受付もあり、会場は初日から多くの人でにぎわった。 [写真]主催者を代表してあいさつする西村高則県副知事=7日、奈良市法蓮佐保山4のロート奈良鴻ノ池パーク
開会式で主催者を代表してあいさつした西村高則県副知事は「奈良マラソンは今年で15回目の大会を迎えた。全国から1万8千人を超える参加があり、皆さまに支えられている大会。ランナーのみなさんが最後まで走り抜け、完走されることを祈念しています」と話した。 スペシャルゲストの女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さんは「奈良マラソンの時期が来ると1年の終わりを感じるとともに、ランナーの最高の走りが見られると毎年、楽しみに来ている」とあいさつ。 日本陸上競技連盟マラソンリーダーの瀬古利彦さんは、三重県出身で奈良公園にデートに訪れた思い出を披露し、笑いを誘っていた。 橿原市出身のタレント、松井絵里奈さんは「今回も世界遺産10Kに出場するので見かけたら声をかけてください」と笑顔を見せた。 この後、招待選手の紹介、代表選手による選手宣誓があり、本番に向けて気を引き締めた。