「非常に残念」シリア戦のTV放送は無し?サッカー日本代表「AFCやFIFAに力強く交渉」
サッカー日本代表は16日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選でミャンマー代表と対戦し、5-0で勝利した。パナソニックスタジアム吹田での一戦を終えた日本代表は現地時間21日にシリア代表戦が行われるサウジアラビアのジッダに向かっている。 【順位表・日程・組合せ】W杯アジア2次予選 FIFAワールドカップ2026 そのシリア代表戦が日本国内でテレビ放送されない可能性がある。8日のメンバー発表会見で山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「サッカー協会が力を合わせてAFC(アジアサッカー連盟)やFIFA(国際サッカー連盟)に力強く交渉、意見を言ってもらっている」と話したが、16日時点で放送する予定は決まっていない。 ミャンマー代表戦後の記者会見で森保一監督は「個人的な思いとしては非常に残念。ただこれも現実。いろんな方、協会、メディアの皆さんが日本代表の試合を国内で放送するために最大限の努力をしていただいていると思う」とシリア代表の放送について言及した。 近年、こうしたテレビ放送をめぐる問題は多い。前回ワールドカップのアジア最終予選ではアウェイゲームがテレビ放送できず、ワールドカップ出場が決まったオーストラリア代表戦はDAZN独占配信となった。また、今年7月のFIFA女子ワールドカップも開幕約1週間前まで日本国内でのテレビ放送が決まらなかった。 DAZN等の配信すらもないとすれば、近年の日本代表の国際Aマッチとしては異例の事態だ。
フットボールチャンネル編集部