「龍が如く」青木崇高、真島吾朗は「一人では演じられなかった」原作屈指の人気キャラを実写化する重圧
真島が桐生を呼ぶ時の「桐生ちゃ~ん!」という独特な言い回しも、原作からの引用だ。「ゲームで印象的なセリフは書き出しておいて、撮影中『ここで使えるかな』というタイミングで挟ませてもらったりしました。編集でなくなりましたが『いい音聞かせろや!』と言ってバットで頭をどつくアクションもやってました」
強烈なキャラクター性を持つ真島だが、その男らしい生き方に憧れるファンも多い。青木も「やることがとにかく無茶苦茶で破天荒ですが、真島吾朗という男の生き方は筋が通っています。戦闘モードになれば、その狂気に圧倒される。ゲームを一度でもプレイしたら真島の兄さんの魅力にハマります」と共感している。 青木を支えるスタッフの協力もあり、実写ドラマでも真島吾朗というキャラクターを成立させることができた。原作ゲームで真島の声を担当している宇垣秀成も、作品を観賞して「すごい。もうあんまりカッコよくしないで(笑)」と青木の真島を絶賛していたといい、「本当に身にしみる思いでした」と目を輝かせながら振り返った。
原作ゲームはストーリーをクリアした後もやり込み要素が多く、2週目以降もプレイできる。実写ドラマにおける“2週目の楽しみ方”を聞いてみると、青木は「スタッフさんたちが時間をかけて頑張って手がけた画づくりです」と回答。「1週目は、好きなキャラクターや好きな役者さんに目が行きますよね。なので、2週目で細かいところまで作り込まれた画づくりに注目したら、より深いもの感じられると思います」とアピールしていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
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