アロンソ監督がリヴァプール戦を前に意気込みを語る 「観光する時間はない」「アンフィールドでの試合は大きな挑戦」
雑念なく試合に集中するアロンソ監督
バイヤー・レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督が、CLのリヴァプール戦への意気込みを語った。 リヴァプールとの一戦は、日本時間11月6日の早朝に行われる。まず古巣への思いについて聞かれると、アロンソ監督は戻ってきたという感情はなく、試合に集中していると答えた。そして「観光する時間はないです」と、リヴァプールに対して媚びや甘えの気持ちを一切持たず、一対戦相手としての厳しさを持って臨むことを示唆した。 そんなアロンソ監督は、リヴァプールの前監督ユルゲン・クロップ氏の後任として有力候補に挙がり、一部の報道では就任が噂されることもあった。ところが自らレヴァークーゼンに留まることを早々に明言し、事実上この話に終止符を打った。 ただここにきて、アロンソ監督が今シーズン限りでレヴァークーゼンを退団するとの噂も流れている。そのため会見での質問がアロンソ監督自身のことについて集まりかけると、それを避けて「試合について話しましょう。それは私の将来よりも興味深いです」と答えた。 それから「我々にとってここに来るのは大きな挑戦です。リヴァプールは現時点でヨーロッパで最高のチームの一つです。良いチーム、良い監督がいます。アンフィールドでの試合は大きな挑戦になります。楽しみにしていますし、何が起こるか見てみましょう」と古巣へのリスペクトも忘れず、勝利への期待も語った。 当然ながらアロンソ監督の心中には、古巣クラブに対する愛情やリヴァプールの監督になることへの興味など、複雑な思いはあるだろう。しかし今は、目の前の試合に勝つことが彼の責任であることをしっかりと示した形となった。果たしてこの一戦がどのような結末を迎えるのか、そしてそれが今後どのような影響を与えるのか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部
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