「生理で血が出ているから感染症を…」知的障害を持つ高1男子と車内で性行為に及んだ女性教師(30)の証言が、裁判でほとんど採用されなかった“シンプルな理由”とは
年が明けて2021年に入るとLINEの内容はエスカレートし、A子が「裸で抱き合うだけでも気持ちいい」「エッチしたい」とのメッセージや裸の自撮り写真も送っている。 裁判の争点となったのは、車内で行われた性交類似行為や性交のときにA子が同意していたかどうかだ。A子側の弁護士はBくんに無理やり迫られ、A子は同意していなかったとして「やめてと言ったり、蹴ったり、叩いたりして抵抗しました」と主張したが、裁判では認められなかった。 「生徒Bは16歳で、軽度の知的障害があり、判断力は未熟だ。そのため、被告人の言動に影響を受ける。そのことを十分に認識していた。そして、性的な関係を匂わせるメッセージを送り、2人で会うことを約束した。これらはBの思考に影響を与えた。 しかもレンタカーで人目につかない場所で性交類似行為をし、その後も好意的なメッセージを送った。被告人は『就職支援のためにメッセージを送った』というが、そもそもメッセージのやりとりに就職支援の話はなく、その話が出てくるのは、21年1月以降だった。また、2人で会うことに関して学校を介さないのは不可解である。個人的な好意なしのメッセージを送ったとするのは無理がある」(裁判長)
「やっちゃった」とは言ったものの、「セックスをした」とは言っていない?
裁判では、車内での性行為についてBくんの「やっちゃった」などの証言が信用できるかどうかも争点になった。 検察側は証言の具体性や、性交被害について児童相談所の職員に「(A子と)やっちゃった」と言ったことなどから、証言は信用できると主張した。 しかし弁護側は、Bくんは「やっちゃった」とは言ったものの、「セックスをした」とは言っていないことを主張。児童相談所の職員に一度は「同意ではない」と話したものの、4日後に「自分から誘った(同意があった)」と証言が変わり、法廷で「同意はない」と再び口にするなど、Bくんの証言が変化していることを指摘し、信用できないと主張した。 しかし裁判所は弁護側の主張を退け、Bくんの証言を採用している。
【関連記事】
- 【写真】女性教師と高校1年生の男子は、ショッピングセンターの駐車場に停めた車の後部座席で性行為に及んだ
- 【もっと読む】「生理中でシートには血が…」知的障害を持つ高1男子を休日に誘い、レンタカーの車内で性行為に及んだ女性教師(30)の“驚くべき弁解”とは
- トイレの壁に手をつかせて後ろから襲い、床には血が…女子高生(18)に20回以上の性加害をした男性の“情けなすぎる自慢話”とは「俺の親は公務員で力がある」
- 「我慢できなくて、ゴムを外してやることも…」援助交際を経てセックス依存症になった発達障害女性(21)の告白
- 「体だけは大人になりやがって」と……女子小学生7人が被害を受けた千葉ロリコン教師「鬼畜の所業」