【明治神宮大会】東海大札幌が10年ぶり初戦突破でベスト8 現校名で全国初勝利
<明治神宮大会:東海大札幌3-0大垣日大>◇高校の部1回戦◇20日◇神宮 東海大札幌(北海道)が大垣日大(東海・岐阜)に完封勝ちし、前回出場の14年以来10年ぶりの初戦突破でベスト8進出を決めた。 【組み合わせ表】明治神宮大会・高校の部 1回1死一、三塁、4番の太田勝馬内野手(2年)が2点適時三塁打を放ち、先制。さらに1点を追加して、立ち上がりに3点リードを奪った。 投手陣は3投手の完封リレーでリードを守り切った。背番号7の左腕エース、矢吹太寛投手(2年)が4回4安打無失点、5回から2番手の背番号1の右腕エース、高橋英汰投手(2年)が4回2安打無失点。3番手として9回に背番号11の砂田左漸投手(1年)が3者凡退に斬って締めた。 16年に東海大四から現校名に変更して初めて臨んだ全国で1勝。今年7月に就任した遠藤愛義監督(40)にとっても全国での采配デビューで白星を挙げ、「先制点をうまく取れて、ピッチャーがしっかりと投げて守り勝てて、今までどおりのいい展開だった」と振り返った。 22日の準々決勝では広島商(中国)と対戦し、同校初の神宮4強を目指す。