参拝一番乗りを目指し境内を全速力で駆け抜ける新年恒例の「福男選び」が10日朝、兵庫県の西宮神社で行われました。 【動画】西宮神社「福男選び」　ことしの一番福は宝塚市の高校生

西宮神社で行われた新年恒例の「福男選び」

商売繁盛を祈願する「十日えびす」にあわせて毎年1月10日の朝に行われる恒例の「福男選び」先着3人に認められるその年の「福男」になろうと、全国各地から参加した約5000人が開門を待ちました。

全国各地から約5000人が参加

そしてついに迎えた運命の時。

門から本殿まで駆け抜ける参加者

この冬一番の寒さの中、参拝一番乗りを目指し門から本殿までの約230メートルを駆け抜けます。

一番福の大岸史弥さん

一番に本殿に到着したのは、県立宝塚高校2年の大岸史弥（17）さん。

ことし1年「福男」の3人

陸上部に所属し100メートル12秒台前半の脚力を生かし、見事、初めての挑戦で一番福をつかみました。 二番福は龍谷大学3年の小松勇輝クワァベナさん（21）三番福は同志社大学4年の矢吹彰大さん（22）。 3人はことし1年、福を分け与える「福男」として過ごします。