1軍の“主力”になれない…?中日、出場機会に飢える選手(3)レギュラー格が“2軍暮らし”に
2024年シーズンは、開幕ダッシュに成功した中日ドラゴンズ。現在は調子を落としているが、投手層の厚さに加え、新戦力も活躍を見せている。一方で、ライバル選手の躍進などによって、出場機会に恵まれていない選手も存在する。今回は、一軍での出場機会が限られそうな中日の選手を取り上げたい。
龍空
投打:右投左打 身長/体重:180cm/77kg 生年月日:2002年12月30日 経歴:近江高 ドラフト:2020年ドラフト3位 遊撃のポジションを奪い取るために、打撃面でのアピールが必須となっているのが、龍空だ。 龍空は、近江高で2年夏に甲子園出場。高校通算30本塁打のバッティングと、高い守備力が評価され、2020年ドラフト3位で中日ドラゴンズから指名を受けた。 高卒1年目から一軍での出場機会を得ると、翌2022年は62試合の出場で打率.248、12打点と一定の成績を収めた。 ところが昨季は、遊撃守備で高い貢献度を誇った一方で、バッティングに大きな課題を残した。 最終的に自己最多の114試合に出場してプロ初本塁打も放ったが、打率.187と低調な数字に終わった。 今季は、開幕前に右膝の違和感で出遅れた龍空。一軍では同ポジションの村松開人や山本泰寛らが奮闘しており、このまま埋もれたくはないところだ。
ベースボールチャンネル編集部