【大学野球】早慶戦は早大が大勝 完全Vに王手 ドラフト候補・吉納翼がバックスクリーン弾含む2発と爆発
◆東京六大学春季リーグ戦▽最終週第1日 早大8―1慶大(1日・神宮) 早慶戦は3万人の観衆が詰めかける中で行われ、早大が先勝し、勝ち点5の完全優勝へ王手をかけた。2日の2回戦に勝てば、2020年秋以来の7季ぶりの優勝が決まる。 早大は2回2死一、二塁、石郷岡大成(3年=早実)の中前適時打で先制すると、3回には今秋ドラフト候補の外野手・吉納翼(4年=東邦)の左越えソロで追加点。5回には2死三塁から主将で4番の印出太一(4年=中京大中京)に中前適時打が飛び出し、慶大のエース・外丸東真(3年=前橋育英)から3得点と攻略に成功した。 6回には先発したエース・伊藤樹(3年=仙台育英)が自ら中前適時打を放つなど2点を挙げると、吉納がバックスクリーンへ中越え3ランを放ち、この回5点のビッグイニング。投打に圧倒し、神宮の杜には応援歌「紺碧の空」が鳴り止まなかった。
報知新聞社