「進歩を望んでいない」オマーンと豪州が監督を解任も7-0大敗の中国代表は動かず。現地紙は痛烈批判「現状に甘んじている」
FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC、中国代表は日本代表に0-7、サウジアラビア代表に1-2で破れて連敗スタートとなった。中国メディア『捜狐』は現地時間20日に、監督解任を発表したオマーン代表とオーストラリア代表と自国を比較して厳しい評価を下している。 【一覧表】サッカー最新FIFAランキング1位~100位 グループBでイラク代表と韓国代表に敗れ、中国代表と同様に連敗スタートとなったオマーン代表は現地時間19日にヤロスラフ・シルハビ監督の契約解除を発表した。さらに翌日には、日本代表と同じ組であり1分1敗スタートとなったオーストラリア代表もグラハム・アーノルド監督の辞任を発表している。 一方で、日本代表に7-0と屈辱的な大敗をした後に、相手に退場者が出たにも関わらずサウジアラビア代表に逆転負けを喫した中国代表は、今のところブランコ・イバンコビッチ監督がまだチームの指揮を取っている状況だ。 同メディアは、「中国代表とオマーン、オーストラリアを比べればなぜ中国サッカー協会が進歩を望んでいないのかその理由がわかるだろう」と述べた上で、「情報筋によれば、イワンコビッチ監督は引き続き指揮をとる予定だ。10月の試合も同監督がチームを率いる予定であり、一方でオマーンは2連敗した監督を解雇している。中国サッカー協会は、現状に甘んじているのだろう」と、2連敗で最終予選突破がピンチであるにも関わらず、動きを見せない自国のサッカー協会に厳しい評価を下していた。
フットボールチャンネル編集部