ガザ停戦合意へ努力継続 バイデン氏が強調
【ワシントン共同】バイデン米大統領は20日、ガザ停戦交渉に関し「多くのことは実現するまで現実的でないように見える」と述べ、合意への努力を続けると強調した。ホワイトハウスで記者団に答えた。米メディアによると、政権内では来年1月のバイデン氏の任期終了までに合意に達するのは困難との認識が広がっている。 バイデン氏は、イスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラによる交戦の影響で避難しているイスラエル北部とレバノン南部の住民の帰還実現に向け、双方の対話を促す考えも示した。 オースティン国防長官は同日、イスラエルのガラント国防相と電話会談し、ヒズボラとの緊張激化に改めて懸念を表明した。