「読書が苦手」な書店員さん推薦!この秋読みたい【大人絵本6選】|VERY
誰かに話したくなる『12の星のものがたり』
「美しい切り絵と共に綴られる12の星座の誕生秘話。見開きで各星座について解説があり、図鑑ほど身構えることなく気楽に星の世界について学べます。楽しみながら知識を得られるのがうれしい! 自分の星座はもちろん、家族の星座について知るのも面白いし、読むと誰かに話したくなります。最後のページには星座の図解付き。忙しく生活していると星を気にすることもないですが、絵本が星空を見上げるきっかけなるのもすごくいいですよね。表紙の銀の箔押しと絵本の見返しもとっても素敵な一冊は、クリスマスなどのギフトにぴったりです」 <内容紹介> 『12の星のものがたり』作・絵 tupera tupera(Gakken) ギリシャ神話を基にした12の星座のものがたりを人気絵本作家・tupera tuperaが繊細な切り絵と簡潔な文章で描いた美しい絵本。「時をいくつもいくつもこえたはるかむかし、ギリシャの国のものがたり。神は天と地上を行き来して人とともにくらしていた。わらったりないたりおこったり、ときには恋をしたりして…今も夜空にかがやいている12の星のものがたり」
いい夢が見られそう!『トーメイくん』
「遠い国の古いお屋敷を舞台にした、ファンタジー冒険ストーリー。何百年も前に建てられたお屋敷の屋根裏に住んでいる“トーメイくん”は、住人たちの夢を集めている、なんとも不思議な存在。お屋敷の外には出られず、みんなの夢を通して外の世界を知る彼がある日、ビバという子と仲良くなって…。ワクワクする話の展開と、全ページにカラーの挿絵が入っていて、絵本のように読み進められます。ベッドサイドストーリーにぴったりな一冊で、一晩一章ずつ読み進めると、大体1週間で読み終わります。作者がお母さん、絵を娘とお父さんが担当、家族3人で創りあげた童話というのも心が温まります」 <内容紹介> 『トーメイくん』文・田辺アツコジョーンズ 絵・田辺カリナジョーンズ、ロイ・ジョーンズ (ニジノ絵本屋) フルカラー96pのクラシック絵童話。絵本としてはボリュームがあるものの、すべてのページにイラストが記載。「遠い国の古いお屋敷に小さな住人“トーメイくん”がひっそりと暮らしています。悪夢に悩まされる住人たちを助けようと、夜になると忘れさられた屋根うらべやから、笛を手に降りてくるのですだれにも見えないはずのこの小さな姿、ビバという女の子だけには、なぜか見えてしまい…」第6回鹿児島市児童書出版助成作品。