大学に合格したら塾のアルバイトをして生活費を稼ごうと思います。一人暮らしの場合、1ヶ月でどのくらい働いたら足りるのでしょうか? 学費や家賃は親が出してくれる予定です。
大学に合格し、これから一人暮らしを始めるのに、学費や家賃はご両親が負担してくれるでしょう。しかし、親の負担を減らそうと食費や日用品代、交際費などの生活費は自分で稼ぎたいと考える方も多いのではないでしょうか。 そこで、人気なのが塾講師のアルバイトです。高時給といわれていますが、実際にどれくらい働けば生活費をカバーできるのでしょうか? 本記事では、一人暮らしの生活費の内訳や塾講師の収入を具体的に解説し、無理のない働き方のポイントをお伝えします。 ▼扶養内で働いてるけど、労働時間が「週20時間」を越えてしまった!「社会保険」に加入する必要はある?
一人暮らしの生活費の平均はどのくらい? 内訳を見てみよう
全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)の「第59回学生生活実態調査」による、大学生の一人暮らしにおける生活費の平均額は以下のとおりです。 食費: 2万5880円 住居費:5万4130円 交通費:4万3300円 教養・娯楽費:1万2840円 書籍費:1500円 勉学費:1260円 日常費:7330円 通話通信料:3190円 支出合計:12万7500円 上記の支出合計から住居費を差し引くと、7万3370円になるので、大学生が1ヶ月にかかる生活費の目安(家賃を除く)としてよいでしょう。 ただし、生活費は個人の生活スタイルや地域によって異なるため、あくまで平均的な目安として参考にしてください。例えば、上記の他にも衣類や日用品、医療費などがかかり、食費も外食が多ければさらにかかります。
塾講師のアルバイト時給と必要な労働時間
塾講師のアルバイトは高時給で、効率よく収入を得ることができます。時給の相場は、以下のとおりです。 個別指導:時給1200円~1500円 集団指導:時給2000円~3000円 (参考:塾講師ステーション、バイトル調査) では、月7万円を稼ぐ場合の必要労働時間を具体的に計算してみましょう。 個別指導(時給1200円)の場合 7万円 ÷ 1200円 = 約58時間 → 1週間あたり約14.5時間(1日2~3時間のシフトを週4日ほど) 集団指導(時給2000円)の場合 7万円 ÷ 2000円 = 約35時間 → 1週間あたり約8.75時間(1日2時間のシフトを週3日ほど) 個別指導は自分のスケジュールに合わせやすく、働きやすいといわれています。しかし、効率的に稼ぐなら集団指導が向いています。ただし、集団指導は指導スキルや経験が求められることもあるため、自分の適性に合わせて選びましょう。