「女子プロ野球選手になりたい」四国アイランドリーグJr.の女子左腕が1回0封で勝利に貢献!
<NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP:四国ILJr. 8ー2 オイシックス新潟Jr.>◇26日◇1回戦◇明治神宮野球場 【一覧】四国アイランドリーグjr.のベンチ入り選手 26日、NPB12球団ジュニアトーナメントが開幕。明治神宮野球場の第3試合では、招待チームの四国アイランドリーグplusジュニアが、オイシックス新潟Jr.との初出場対決を制し、初戦を白星で飾った。 最終回を締めたのはチームに4人登録されている女子選手の一人・山口 リリー投手(6年)だった 「弟に負けたくない」と、一学年下の弟の影響で野球を始め、普段は土佐清水ファイターズでプレー。この日は6点差の6回にマウンドにあがり、走者を許しながらも無失点に抑えた。149センチと体格では男子選手に劣るものの、堂々とした投球を披露。プロも使用する神宮球場での登板に、「レベルの高いチームなので、抑えたいという気持ちが強かった。緊張したけど楽しかった」と振り返っていた。 山口はフィリピン人と日本人の間で生まれ育った母と日本人の父を持つ。名前の由来は「父がユリの花が好きで、英語でリリーと読める」から。弟も"丈詞"と書いて「ジョージ」と名付けられた。 「将来は女子プロ野球選手になりたい」と夢も大きい。次戦に向けても、「(チームが)ミスから失点したので、次からは少なくなるように投げていきたい」と意気込んでいた。