患者を救急搬送中、救急車が高速道路の降りるインターチェンジ間違える 病院への到着約30分遅れる 消防本部は公表せず 患者は死亡 医師は遅れとの因果関係はないとの見解
上田広域消防本部の救急車が救急搬送中、高速道路のインターチェンジを間違えて降りてしまい、病院への到着が予定より約30分遅れる問題があったことがわかりました。 上田広域消防本部によりますと、16日夜、管内の消防署の救急車が病気の患者を佐久市の病院へ救急搬送していた際、降りる予定だった高速道路のインターチェンジを間違えてしまい、引き返す等で到着が予定より約30分遅れたということです。 患者はその後、死亡が確認されましたが、医師からは「遅れによる影響は無かっただろう」と説明があったということです。 消防本部は「遺族が公表を望んでいない」などとして、これまで公表していませんでした。 一方で関係する市町村には内容を報告していて、今後、再発防止に向けて内部検証を行う方針です。
長野放送