CLでもこれ以上負けられないシティ ペップがユヴェントス戦で選手らに求めるものとは「我々がやるべきことはシンプル」
現在CL20位のシティ
マンチェスター・シティはCLリーグフェーズ第6節でユヴェントスと対戦する。両者ともに欧州を代表する強豪ではあるが、ここまでの5試合は共に2勝2分1敗。シティは36チーム中20位でユヴェントスが22位となっている。お互いプレイオフ圏内とはいえ、今節の結果はリーグフェーズ突破に大きな影響を与えるだろう。 そんな一戦を前にシティの指揮官ペップ・グアルディオラは、難しい状況から抜け出すには、ピッチ上での強みを取り戻す必要があると考えており、ユヴェントス戦ではボールを握ること、そして試合をコントロールすることが大事だと語った。 「私たちのプレイが私たちを救う。ここまでの苦戦は、私たちがプレイすべき方法でプレイしていないことの結果だ。我々がやるべきことはシンプルだ。我々の強みはボール保持だ。ボールがないときは必死に走り、ボールがあるときは信じられないほど我慢強くプレイする。相手を走らせ続ける」 「我々は攻撃が早すぎて、正しいテンポでプレイできていない。そのため、どのチームも私たちより優れている。まずはシンプルにボールを奪い、パスをすること。 シンプルなことをしっかりやって、自信を取り戻す。1000回、100万回とパスを繰り返すことで自信がつき、それが今の自分たちにつながっている。先月のような状況でそれができるかどうかはわかっている」(シティの公式より) ペップは自分たちの本来の強みに立ち返ることが大事であり、ボールを大事にし、シンプルにボールを回すことで試合をコントロールすることを選手らに求めている。 確かにロドリ離脱後のシティにはテンポをコントロールすることができる選手がいなかったため、無理に攻撃を急いではひっかけ、カウンターから失点を許すケースが増えている。中盤の守備強度の低さなど今のシティには多くの課題があるが、まずは自分たちの単純なミスからピンチを招く回数を減らす必要がある。 ユヴェントス戦の後は、マンチェスター・ユナイテッドとのダービーを控えているが、不調のシティは復調のきっかけを掴むことができるのか。
構成/ザ・ワールド編集部