なでしこジャパン・池田太監督が退任を発表 パリ五輪では強豪ブラジルを撃破
なでしこジャパン(日本女子代表)の池田太監督が監督を退任することが発表されました。 【画像】初陣のなでしこジャパン池田太監督 21日、日本サッカー協会はなでしこジャパン池田監督の退任を発表。今年行われたパリオリンピックのグループステージでは当時世界ランク1位のスペインに敗れましたが、強豪ブラジルを相手に勝利を収めるなど決勝トーナメントに進出。準々決勝では世界ランク5位のアメリカに1-0で敗れましたが、日本に勇気を与える戦いを見せていました。 池田監督は自身、1993年に浦和レッズに入団。サイドバックや・センターバックとして4シーズンで53試合に出場。その後1996年に選手を引退すると、翌年から指導者に転身。浦和レッズのトップチームコーチなどを経て、2012年からアビスパ福岡のヘッドコーチに。その後U-19日本女子代表の監督に就任すると2018年にはFIFA U-20女子ワールドカップフランス2018で日本を初優勝に導きました。 2021年10月になでしこジャパンの監督に就任した時には「自信を持って、サッカーをする喜び、熱を伝えられる選手と戦っていきたい。強いなでしこジャパンで世界一を目指しながら、皆さんに応援されるチームになりたい」と所信表明を行っていました。