【熊本競輪・FⅠ】銅メダリストの原大智が1着でS級初の予選突破 上がりタイムは一番時計
<8日・熊本競輪・初日> 原大智が好配当を演出した。初日10Rは別線が踏み合う展開を6番手からひと捲り。「S級で初めての予選突破。予選1着も初めて」。7月にS級に初昇級して、今回がS級通算4勝目。勝ち上がり戦での初白星を素直に喜んだ。 「状態は普通。いいとは思っていない」とコメントは控えめだが、上がりタイムは初日一番時計タイの11秒2をマーク。「3コーナーで止まると思ったが、コーナーを過ぎた後も思ったより車が進んだ」。本人が思っている以上に調子は良さそうだ。 2018年に行われた平昌オリンピックのモーグルで銅メダルを獲得したことで有名だ。初のS級決勝を懸けて走る準決12Rも、モーグルのようなハイスピードを繰り出して、1着の金メダルをゲットしてみせる。