衆院選27日投開票、4選挙区12候補は声からし、有権者へ最後のアピール 鹿児島県内
■鹿児島3区 立憲民主前職の野間健さん(66)は、薩摩川内市や姶良市を中心に回った。同市の集会では、「みなさんの声を政治に届け、地域や暮らしを良くしていく使命を果たしたい」と語気を強めた。集まった支持者一人一人と握手を交わし、選挙カーに乗り込んだ。 農相としての警備の都合もあり、自民前職の小里泰弘さん(66)は街頭演説をせず、選挙カーの中からマイクで政策をPRした。薩摩川内市や出水市を巡回し、「あと一歩。力を貸してほしい」「古里の未来をしっかりと切り開いていく」などと力説した。 ■鹿児島4区 本人不在で選挙戦最終日を迎えた自民幹事長の前職森山裕さん(79)陣営。午後5時半ごろ、複数の地元県議や鹿屋市議が同市の街頭で「あなたの一票が県、国、世界を動かす」「野党からも信頼されており、日本の未来のためにも必要な存在」と声を張り上げた。 社民新人の山内光典さんさん(73)は、有権者の多い霧島市を選挙カーでくまなく回った。午後8時前には事務所前で、集まった支援者に「自分たちの生活を守るため、政治を変える瀬戸際の選挙戦だった。一人一人が自らの意思で投票してほしい」と力を込めた。
南日本新聞 | 鹿児島