ロジクールのキーボード「Wave Keys」は一味違う。エルゴノミクス初心者も試すべき名機!【今日のライフハックツール】
自然なスタイルでタイピングできて疲れづらい
実際に使用してみたところ、体感ベースではありますが、普段のタイピングと比べてやはり長時間のタイピングでも疲れにくいです! 疲れにくい理由として、形状はもちろんのことキーボードと一体化したパームレストの存在も大きいと感じました。 手首の位置が自然に上がるので、長時間のタイピングでも快適。 筆者は、普段HHKBのキーボードとELECOMのパームレストを使用しています。しかし、使用しているうちに2つの位置関係がズレて、ストレスを感じることが多いです。 一方で、Wave Keysは一体化しているためズレることもなく、終始タイピングに集中できました。
しっかりした打鍵感があって楽しい
Wave Keysのキーストロークは、2.5mmです。キーストロークとはキーを押した際に沈みこむ深さのことで、深いほどしっかりとタイピングした感じがあり、タイプミスもしづらいと言われています。 筆者が普段使用しているHHKBのキーストロークは約4mmで、それに比べるとWave Keysのキーストロークは浅め。 キーストロークが浅いとタイピングの速度は速くなるが、タイプミスしやすいと言われています。 しかし、Wave Keysを使用してミスが増えた実感はありません。おそらく、エルゴノミクス独特な形状によって、無理なポジションにならなくなったおかげだと思います。 ノートPCのキーボードはキーストロークが1mm程度と言われているため、外付けのキーボードを使ったことのない人は、しっかりとした打鍵感を得られます。 筆者は以前、Microsoftのエルゴノミクスキーボードを使用していましたが、カチャカチャとした打鍵感が原因で使用しなくなりました。Wave Keysは静音で使いやすくて非常に満足しています。
Logicool Options+でキー割当をカスタマイズ
筆者がロジクール製品で気に入っているところの1つは、「Logicool Options+」という専用アプリでカスタマイズできるところです。 自分好みにカスタマイズできるので、効率的なタイピングができます。Wave Keysはデフォルトのホットキーとして、音声入力・絵文字・スクリーンショット・マイクミュート・ボリューム調整などを使用できます。 音声入力をすぐに呼び出せるのは便利ですし、ウェブ会議中、即座にマイクミュートできるのもうれしいポイントです。しかし、これらの機能が必要ない場合は、任意のキーボードショートカットやSmart Actionsを作成するといった使い方がおすすめ。 なお、Smart Actionsは簡単なワークフローを登録できる機能です。 ただ、惜しい点を挙げるとすれば、割り当てできるキーが少ないところ。基本的にFキーだけに登録できるのですが、もう少しいろいろなキーに設定できてもよかったと思います。 筆者はタイピングのホームポジションがあり、できる限りその状態から手を動かさずに使いたい。fnキーと組み合わせて、すべてのキーに割り当てができると個人的に満点でしたが、そこまで効率化を求めない場合には、満足度の高いキーボードと言えるでしょう。