川越の人気間借りカレー「タベカレー」がリニューアル! スパイス料理&熱燗ペアリングがアツい
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレー&スパイス料理の中からイチオシを教えてもらう企画。今回は、埼玉・川越の間借りカレー店として人気を博した「タベカレー」のリニューアルオープン店となる「スパイスとお酒 食楽たべ」を紹介します。
【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス】「スパイスとお酒 食楽たべ」
埼玉は川越の地で、南インド料理をベースに独自の工夫を加えた料理がマニアにも地元の方にも愛されていた「タベカレー」が、2024年1月11日、間借り先を受け継ぐ形で同じ場所にて「スパイスとお酒 食楽たべ」としてリニューアルオープンしました。
メニューはその時々の旬のものを使用する形で常時入れ替わるのですが、地元川越産の野菜を使用したメニューも充実。
まずは「からし菜のマスタードアチャール」300円を。マスタードオイル、クミン、フェヌグリークで作ったおひたしのような食感。
こちらのお店は「スパイスとお酒」というだけあり、燗酒のペアリングもおすすめなのですが、これに合わせるお酒をおすすめで頼んだところ「杉錦」800円(120cc)をぬる燗で出してくれました。どことなくだし感のあるフレーバーで、からし菜との相性も完璧。意味のあるペアリングです。
続いておすすめの「春菊と金柑とホタルイカのサラダ」1,100円。春菊と金柑も川越産。金柑はピックル(インドのスパイスピクルス)にしてから使用しているので辛さもありますが、春菊の苦み、金柑自体の甘みと酸味が調和してバランスの取れたおいしさ。おつまみになるサラダです。
続いて川越の小野農園でとれたカブを使用した「カブのクートゥ」980円を。クートゥとは南インドの野菜カレーであり、豆と他の野菜を使ったもの。通常はシャバシャバのカレーなのですが、こちらのクートゥはそれを分解再構築した形で、ドライな豆カレーの上にグリルしたカブ、そしてカレーリーフも飾りではなくしっかりと味の根幹に関わるもの。これが実においしくて。通常はミールスの脇役として存在しているイメージのクートゥですが、主役を張れる存在感と完成度となっていました。素晴らしい!