真の大学日本一を決める!伊勢路を駆け抜ける「全日本大学駅伝」3つの優勝候補に迫る
11月3日に開かれる全日本大学駅伝。箱根、出雲と並ぶ学生3大駅伝の1つ伊勢路を駆け抜ける戦い、今年の勢力図はどうなっているのでしょうか。 熱田神宮から伊勢神宮まで106.8km。 真の大学・日本一を決める戦い、それが「全日本大学駅伝」。 今年は3校が優勝候補にあがっています。 まずは去年、4年連続16度目の優勝を果たした、王者・駒澤大学。 今年のチームを引っ張るのは、キャプテンの篠原倖太朗選手。 ハーフマラソンと屋外の5000mで日本人学生記録を持っています。 「主将がチームを勝たせてきた。絶対的エースとして君臨して、ついていけば自然と強くなるという主将の姿を見てきた中で、先輩から受け継いだものを後輩に受け渡したい」(駒澤大 主将 篠原倖太朗選手)
史上初の5連覇へ
先輩から託された「たすき」を今度は後輩へ。 キャプテンとしてチームを前人未到の5連覇に導きます。 「過去の先輩たちから『全日本だけは勝ってほしい』言われてきていた。誰もやっていないことを、自分たちの代でというよりも、今までつないできた人たちのためにもやりとげたいと思います」(篠原選手)
原監督率いる青山学院大「過去最高の布陣」
そんな駒澤の5連覇に待ったをかけるのは―― 「私も監督になって21年目だけど、過去最高の布陣がそろっている」(青山学院大 原晋監督) 3大駅伝13度の優勝を誇る、名将・原晋監督率いる青山学院大学。 5000mのチーム平均は出場27チーム中トップと層の厚さが武器です。 「久しぶり(6年ぶり)に勝ちに行きます。3度目の優勝目指して、チーム一丸で頑張ります」 (原監督) ところで、原監督といえば大会前に作戦名をあげるのが毎年恒例。 「男前大作戦(2021年)」、「プライド大作戦(2022年)」「名古屋大作戦(2023年)」 気になる今年は―― 「発表するのはまだですね。早いですね。適当に「〇〇作戦」をやっているわけじゃない」 (原監督) 2日の監督会見に注目です。