オリックス・田嶋大樹、500万円増で大台再到達の年俸1億円でサイン 「首の皮一枚でしがみついた1年だった」
オリックス・田嶋大樹投手(28)が4日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、500万円アップの年俸1億円でサインした。(金額は推定) 【写真】オリックス・田嶋大樹が結婚 大阪出身のモデル・長谷川サキさんと 交渉の席では「過去5年にわたってローテーションを守ったことを評価していただいた」と明かし、「首の皮一枚でしがみついた1年だった。1軍に居続けたというより、いさせてもらったという感覚。難しくて厳しい1年だった」と総括した。球団からはアップ査定を受け、年俸は2023年以来、2年ぶりに大台の年俸1億円に達した。 7年目の今季は開幕から先発のローテーションを守り、21試合の登板で6勝8敗、防御率3.68。シーズン途中にはセットポジションでの投球からワインドアップに挑戦するなど投球フォームを試行錯誤し「(来年は)こういう形でいこうと決まった。ワインドアップとセットポジションで分けようかな」と語った。 目標には完投数増を掲げた。2022年を最後に完投はしておらず、通算でも2試合だが「1試合でも多く完投を増やしたい。イニングよりも完投にこだわりたい」と意気込んだ。