福島第一原発の燃料デブリの試験的取り出しはこの週末にもデブリを格納容器の外へ(福島)
福島放送
東京電力は10月30日、福島第一原発2号機の格納容器の底で、燃料デブリをつかみ上げることに成功し、10月31日その際の動画を公開しました。 動画では、爪のような装置が直径5ミリ程とみられる塊状のデブリをつかみ、持ち上げる様子が捉えられています。 東京電力は11月1日も午前9時ごろから装置を引き戻す作業を続けていて、燃料デブリは早ければ週末にも格納容器の外へ取り出される見通しです。 燃料デブリは放射線量が1時間あたり24ミリシーベルト以下であれば専用の容器に入れて回収され国の分析施設へ運ばれます。