米1月物価、3.1%上昇 市場予想超え、円安進行
【ワシントン共同】米労働省が13日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.1%上昇した。伸び率が2カ月ぶりに縮小したが、市場予想の2.9%は上回った。変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数の上昇率は3.9%で前月と同じとなり、市場予想の3.7%より大きかった。この結果を受け、ニューヨーク外国為替市場では円が対ドルで売られ、一時1ドル=150円台を付けた。 金融市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決める時期に関心が集まっている。市場では早ければ4月30日~5月1日の会合で決めるとの見方が出ている。