白骨化した遺体は…兄と2人暮らしの弟を逮捕 今年1月から自宅内に放置した疑い 室内で横たわる遺体…警察、身元の特定急ぐ 訪れた地裁の執行官に伝え発覚「兄は部屋で死んでいる」
埼玉県上尾市の団地の一室で白骨遺体が見つかった事件で、兄(72)とみられる遺体を放置したとして、上尾署は22日、死体遺棄の疑いで、同市瓦葺、無職の男(68)を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。 白骨遺体…弟と暮らしていた兄か
逮捕容疑は今年1月中旬ごろから10月22日までの間、兄とみられる遺体を自宅内に遺棄した疑い。 署によると、男は兄と2人暮らし。団地を訪れたさいたま地裁の男性執行官が、男から「兄は部屋で死んでいる」と伝えられたことから110番した。遺体は室内で横たわっていて、白骨化していた。目立った外傷などはなかったという。 署は、遺体は男の兄とみて、身元の特定を急ぐとともに、死因や遺棄した経緯などを詳しく調べる。