中国東方航空、中部-上海増便 グループ1日5往復に、GWから
中国東方航空(CES/MU)は、上海(浦東)-中部線を段階的に増便する。現在は週11往復で、日本のゴールデンウイークが始まる4月27日までに1日4往復(週28往復)へ増便となる。同路線は同社グループの上海航空(CSH/FM)も乗り入れてしており、グループで1日5往復(週35往復)運航し、コロナ前の便数を上回る。 夏ダイヤ期初の3月31日からは、週4往復運航中のMU719/720便を増便。現在は日曜、月曜、木曜、土曜の週4往復で、増便後は1日1往復となり、運航中のMU529/530便と合わせ1日2往復運航する。 その後は上海発を夕方、中部発を翌日午前に出発する便を2往復追加。4月23日と26日から、それぞれ現地発を1日1往復ずつ増便する。追加する2往復のうち、23日に再開する中部行きMU291便は上海を午後5時20分に出発し、午後8時50分に到着。中部発は翌24日からで、上海行きMU292便は午前8時55分に出発し、午前10時40分に到着する。 26日に新設する中部行きMU229便の運航スケジュールは、上海を午後6時10分に出発し、午後9時35分着。中部発は翌27日からで、上海行きMU230便は午前10時30分に出発し、午後0時10分に到着する。 中部空港を運営する中部国際空港会社(CJIAC)によると、中国東方航空はコロナ前の2020年1月1日時点で、上海-中部線を1日4往復運航していた。このうち2往復は上海以遠まで乗り入れ、西安と蘭州の2路線を1往復ずつ設定していた。上海航空はコロナ前には乗り入れておらず、2023年9月28日に就航した。
Yusuke KOHASE