SNSで親しくなった「中国人女性」に投資を勧められ、1億6080万円だまし取られる…60歳代男性
大分県警日田署は18日、福岡県朝倉市の60歳代男性が、SNSで知り合った中国人女性を名乗る相手から約1億6080万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。県警が把握した「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害額としては過去最高という。 【グラフ】SNS型投資詐欺とロマンス詐欺の年代別被害
発表によると、男性が今年10月、フェイスブックなどで親しくなった相手の勧めに応じて投資したところ、利益と称した金額が自分の口座に振り込まれた。相手を信用した男性は6880万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送ったほか、利益を出金するための保証金名目で6000万円を口座に送金するなどした。
男性は大分県日田市で勤務しており、今月15日、同署に相談して被害がわかった。