藤井誠暢が手がけたジェントルマン向けチーム『JBR』がフェラーリ296 GT3でイタリアGT最終戦モンツァに参戦へ
10月1日、長年チーム運営を行うほか、WEC世界耐久選手権やアジアン・ル・マン・シリーズ、GTワールドチャレンジ・アジアといった海外レース、スーパーGTなど国内トップカテゴリーで戦ってきた藤井誠暢が手がけたジェントルマンドライバー向けレーシングチーム『JBR』が、ふたりの日本人ブロンズドライバーとともに、10月4~6日にモンツァで開催されるイタリアGT最終戦に参戦すると発表した。 2024年6月に立ち上げられたJBRは、海外レースでいわゆる“ブロンズ”と呼ばれるジェントルマンドライバーに向けたチーム。藤井自身が手がけた国内初の会員制ドライビングラボ『シムドライブ』の会員を中心に、国内外のレースに挑戦したいジェントルマンの活動をサポートする目的をもっている。 今季はGTワールドチャレンジ・アジアのジャパンカップにマクラーレン570S GT4を投入し、GT4 AMクラスで2勝を飾ったほか、2025年1月にはドバイ24時間への参戦を予定しているが、新たにイタリアGTの今季最終戦モンツァに、フェラーリ296 GT3で参戦することになった。ドライバーはふたりの日本人ブロンズだという。 「JBRとしてイタリアGT選手権への参戦を発表できうれしく思います。同チャンピオンシップに日本籍のチームがエントリーするのは初めてとなりますが、我々のエントリーを承知いただいた主催者、ならびに関係者に感謝いたします」と語るのはチームプリンシパル兼マネージングディレクターの藤井。 「フェラーリの地元であるイタリアのモンツァにて、最新型のフェラーリ296 GT3を走らせられることを誇りに思います。過去にFIA WECで何度も訪れたサーキットですが、イタリアで100年以上の歴史ある地に再び挑めることを楽しみにしています」 [オートスポーツweb 2024年10月01日]