「今シーズン最悪」沈黙した久保建英にソシエダ番記者も落胆。 “驚異的に頑丈な身体”を称賛も「2024年のタケは浮き沈みが激しかった」【現地発】
どんなに優秀な選手でも常に安定したレベルを維持するのは不可能
マーフィーの法則とは、人生の不運を説明するために、ユーモラスでしかも悲愁に富む数々の経験則をまとめたものだ。「失敗する余地があるなら、失敗する」と言った具合に、悲観的な視点から未来を見つめ、日常生活のあり触れた出来事から超越的なものまで、あらゆる状況に適用される。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け! もっともその法則をサッカーに当てはめれば、単なる言い訳で終わることが多い。私は、スポーツにおける「運・不運」が、敗北やシーズンの目標を達成できなかったことを正当化するものだとは思わない。 例えば、ラス・パルマス戦の前半、ボックス内でどフリーのミケル・オジャルサバルのシュートはクロスバーに嫌われ、絶好機をものにできなかったシーン。プレーをきちんと分析すれば、右足、つまり自信のない苦手な足で打っていればもっと簡単にゴールを決めることができただろうことが分かるはずだ。 たしかに、置かれている状況は決して簡単ではない。とりわけレアル・ソシエダのように国内リーグと欧州カップ戦を並行して戦うチームの選手は、ほぼ3日ごとにハイパフォーマンスが求められ、出来が悪い試合を2つ続けようものなら、容赦なく批判される。 また過密スケジュールは、怪我を誘発し、それは復帰までに数か月を要する重度のものから、痛みを抱えながらも試合には出場し続けることができる軽度のものまで含まれる。 その点、タケ・クボ(久保建英)は怪我が少ない選手だ。ヨーロッパリーグ(EL)のオモニア・ニコシア戦で左肩を脱臼し、公式戦3試合を欠場したのが、彼がソシエダに加入して以来、最も長く戦列を離れた怪我なのではないだろうか。 いつも訴えているように、審判が容認、あるいは加担していることをいいことに毎試合のように相手DFの「ドリブラー狩り」の餌食になっていることを考えれば、その頑丈さは驚異的ですらある。 ただそんなタケでもこれだけ連戦が続けば、不甲斐ないプレーに終始する試合もある。どんなに優秀な選手であっても、常に安定したレベルを維持するのは不可能だ。 だからタケのような特別な選手に対して監督にできる最善のことは、常にスタメンで起用し、90分間プレーさせるか、途中で交代させるかはパフォーマンスに応じて判断すればいい。
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