【MLB】Wソックスがギルバートを獲得 2021年にノーヒッター達成の左腕 フィリーズとトレード成立
日本時間1月2日、ホワイトソックスはフィリーズとのトレードで左腕タイラー・ギルバートを獲得したことを発表した。ギルバートは日本時間12月23日の時点でフィリーズからDFAとなっており、そこをホワイトソックスが獲得に動いた形となる。ホワイトソックスはトレードの対価としてマイナー右腕のアーロン・コームスをフィリーズへ放出。また、ロースターの枠を空けるために、昨オフのトレードでブレーブスから獲得したブレイデン・シューメイクをDFAとした。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 現在31歳のギルバートは2021年にダイヤモンドバックスでメジャーデビューし、メジャー初先発(通算4度目の登板)でノーヒッターを達成した実績を持つ左腕。この年は9試合に登板してノーヒッターを含む2勝を挙げたが、直近3シーズンは合計0勝に終わっている。昨季はシーズン開幕後にレッズからフィリーズへトレードされ、フィリーズで6試合に登板して防御率3.24、被打率.286、WHIP1.44という成績だった。選手層の薄いホワイトソックスでは開幕ロースター入りのチャンスもありそうだ。 ホワイトソックスが放出したコームスは昨年のドラフト8巡目指名を受けてプロ入りした23歳の右腕。プロ1年目はマイナーA級で6試合にリリーフ登板し、2勝0敗、1ホールド、防御率0.00と上々の成績を残した。 ホワイトソックスからDFAとなったシューメイクは27歳の内野手で、2019年のドラフトでブレーブスから1巡目(全体21位)指名を受けてプロ入り。2023年にメジャーデビューを果たしたが、同年オフにアーロン・バマーとのトレードでマイケル・ソロカ、ジャレッド・シュスター、ニッキー・ロペスらとともにホワイトソックスへ放出された。昨季は29試合に出場したが、打率.125、1本塁打、4打点、5盗塁、OPS.337と結果を残せず。選手層が厚いとは言えないホワイトソックスのロースターからも弾き出されることになった。