錦織圭、8年ぶりデ杯で単複3試合出場「リラックスしてできたら」ダブルスでは綿貫陽介と初ペア「経験を生かす」
男子テニスの国別対抗戦デビス杯ワールドグループ(WG)1部、日本対コロンビア(14~15日、有明コロシアム)の組み合わせ抽選が13日、都内で行われた。8年ぶりに出場する元世界ランク4位の錦織圭(34)=ユニクロ=は単複で起用され、14日の第2試合のシングルスでニコラス・メヒアと対戦。さらに、15日の第3試合ダブルスでは綿貫陽介(26)との初ペアでニコラス・バレンティノス、クリスティアン・ロドリゲス組と対戦し、第5試合シングルスではアドリア・ソリアーノ・バレラと当たる。 錦織は抽選会、会見ともにリラックスした表情で臨んだ。「(出場は)久しぶりになるが、デビス杯は何が起こるか分からない怖さもあるので、チームで気持ちを引き締めたい。僕は1日目の2試合目に登場するので、西岡(良仁)主将にいい流れを作ってもらって、リラックスしてできたら」と語った。 前回出場時から8年ぶりとあって、チーム最年長となった。「(前と)雰囲気が違うところはある。前にプレーしたときには伊藤(竜馬)、杉田(祐一)、(現監督の)添田(豪)君と、その時代もトップ100がたくさんいて強かったが、自分が34(歳)になって(まわりが)全員が若いし、下からの(突き上げの)怖さが育っているうれしさもある。(日本代表での)立ち位置の違いは確実にあるので、経験を生かして、このチームでできる喜びは多くある」と語った。