間食してもOK!ダイエットしながら栄養補給できる“すごい食べ物”とは【管理栄養士が解説】
今回は読者のお悩み相談にお答えします。産後15年間で20キロ太ったという相談者。食生活を見てみると、どうやら「間食」が原因のようです。しかし、間食は考え方を変えれば「栄養」にもなるのです。おすすめの食べ物と食べ方をお伝えします。(管理栄養士 岡田明子) ● 来年の夏までに 本気で痩せたい 身長154センチ、体重64キロのれいこさん(仮名)は、現在43歳。出産後15年を過ぎて、20キロ太ってしまったそうです。子供が成長して落ちついてきたところで「来年の夏の健康診断までに、本気で痩せたいと思っている」とのこと。れいこさんの食事内容を見てみましょう。 朝 さつまいも バナナ 昼 玄米 ヨーグルト ブラックコーヒー 夜 そば 納豆 キャベツ 豆腐 間食 ポテトチップス一袋 最近の血液検査で、小麦と白米にアレルギー反応が出ることが分かり、主食は玄米や小麦を使っていない麺類。だいたい毎日同じようなものを食べています。 「量が多いかな」と自覚はしているそうです。仕事は、早番では朝7時30分~午後4時30分、遅番では朝9時~午後5時30分で、夕方に間食することが多いそうです。 れいこさんの食事内容を拝見すると、全体的にカロリーはあまり多くなさそうですが、糖質を多く含むものを毎回の食事や間食に摂取している傾向にあります。例えば、さつまいもやバナナ、間食のポテトチップスなどです。 また、タンパク質が取れていないので腹持ちも良くなく、三食きちんと食べているにもかかわらず間食が欲しくなってしまい、結果的に体重増加につながっています。 毎食、ご飯や麺類などの主食、魚や肉などの主菜、野菜やキノコ類、海藻類などの副菜を揃えて食べることを意識しましょう。しっかり栄養を取ることで満足感が出て、間食を減らすことにつながります。現在の食事をもとに、改善したメニューが次の通りです。