高橋優、楽曲制作は“降ってきたことない” 「ぐっときたらそれで完成」
シンガー・ソングライター、高橋優さん(40)の新曲『現下の喝采』が、4月1日から朝の報道番組のテーマソングに決定。楽曲に込めた思いや曲作りについて、後藤楽々キャスターが取材しました。 【画像】高橋優さん、佐々木希さんらと楽曲コラボ 秋田県出身の高橋さんは、2010年にメジャーデビュー。CMに起用された楽曲『福笑い』が大ヒットするなど、胸にささるストレートな歌詞で人気となりました。2016年からは、“音楽で秋田を盛り上げたい”という思いから、地元で自身主催のフェスを開催するなど、精力的にライブ活動を行っています。
■新曲『現下の喝采』はシンプルな歌詞を意識
後藤:新曲のタイトルを教えてください。 高橋:タイトルは『現下の喝采』にさせていただきました。朝起きて、呼吸して、出勤したり通勤通学したり、おうちで家事炊事をやるとか。いつもこなしている日常やってることが、いかに素晴らしいことなのか。賛歌やアンセムを唱えているヤツがいるっていうイメージで書きました。 後藤:どのように作られましたか? 高橋:1コーラス目を聴いていただいたら、2コーラス目のサビでは一緒に歌えるんじゃないかってぐらい、シンプルな歌詞。歌詞カードを直視しなくても、“この人何を言っている”というのが分かるような言葉選びっていうのは心掛けましたかね。サビの歌詞が4回登場するんですけど、口ずさんでもらったり、朝の出勤の途中とかライブとかでもみんなで歌っているようなところをずっとイメージしていたので。あえて変えなかったんですよね、サビの歌詞を。耳に残っていただけたら、すごくうれしい。 後藤:『ひとつだけ』という言葉にこだわった理由はなんですか? 高橋:“あれも今回ダメだった”、“そっちも大事にできなかった”、“これもダメ出しされちゃった”っていう日もあるじゃないですか。いやいや、ちょっと待ってよと、“一番大切って思っていたことだけはやれたよな”とか、“なんにもできなかったけど、大好きな歌だけは歌えた”とか、仕事も人間関係も全部うまくいかなかったけど、1個だけ自分の本当に大切なものを大切にできたら、その日はいい日なんじゃないかなと思うんですよね。