志尊淳&向里祐香、香取慎吾の“スターぶり”を暴露 『日本一の最低男』とのギャップも
香取慎吾が主演を務める木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)の完成披露試写&舞台挨拶が1月7日にユナイテッド・シネマお台場で開催され、主演の香取をはじめ、共演の志尊淳、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香が登壇した。 【写真】『日本一の最低男』会見の様子(複数あり) 本作は、区議会議員選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平(香取慎吾)が、次第に家族の問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えようと奮闘する姿を描く完全オリジナル作品。 第1話を観た感想を聞かれ、香取は「ちゃんと、ウザい圧のある男でよかった」と率直に本音を吐露しながら、「最低だなって僕も観ながら思えたんでよかったし、やってても気持ちいいですよ」と“最低男”を演じての実感を話す。香取はこれまで正義感に溢れ、真っ直ぐに突き進む役柄を演じることが多かったが、“最低”を演じることはほとんどなかった。そんな一平という新鮮な役を香取は気に入っているようだ。 志尊は最低男の義弟で、シングルファーザーの小原正助の役を担当し、増田は姪っ子に当たる小原ひまり、千葉は甥っ子の小原朝陽、向里は正助の妻・陽菜を演じる。ひまりは一平の表裏ある性格を見透かしている役で、増田は香取本人に対しては「めっちゃ優しくて面白くて大好きです」と答えるが、一平については「大嫌いです」と期待に応えるコメントで会場の笑いを誘った。志尊は増田と千葉が選ばれた子役のオーディションに自ら参加している。その時のことについて千葉は「覚えてるよ」と話し、志尊が「あー、よかった」と安堵するものの、千葉は「いた気がする」とイタズラにコメントを付け足す。 改めて今作は、選挙&ニセモノ家族ドラマ。香取は一平という役柄について、「偽物の笑顔で家族に忍び寄り自分の目標のために利用する、そんな男ですね」と説明する。それぞれのシーンにそれぞれの顔が存在しており、「本当の僕の役がどこにいるんだろうっていうのがいつ見えてくるのか僕も楽しみです」と一平という役に期待を寄せた。 香取と志尊は今作が初共演となり、香取を観て育ってきたという志尊は香取を「スター」だと称賛する。香取のコンサートにも足を運んだという志尊が「スター」だと感じたのが、商店街でのロケでそれぞれのお店に挨拶をしている姿だった。志尊が話している隣でスターのスイッチが入り、すっかりご満悦の表情の香取は「スターなんですよね」と笑顔で一言。人が好きで、話をするのも好きだからこその行動だとコメントする。その話に向里も、香取と初めて会った際に、握手の仕方がまさにスターだったと明かしていた。