万全のエムバペがフランス代表外れる 性的スキャンダルの影響?デシャン監督は否定
スペイン1部レアル・マドリードのFWキリアン・エムバペ(25)が、7日に発表された今月の欧州ネーションズリーグに臨むフラン代表メンバーから外れた。 【写真】エムバペと対立? デシャン監督 先月はコンディション面を考慮してのものだったが、今回は負傷を抱えていたり、ケガからの回復途上であることはない。 フランス紙「レキップ」などによると、ディディエ・デシャン監督は会見で「彼とは何度か話し合い、この判断を下した。これ以上は話すつもりはないが、二つのことを伝えたい。一つ目は、キリアンが来たがっていたこと。二つ目は、推定無罪が存在する限り、スポーツ以外の問題が関係したわけではない。これは私が判断し、責任を負うのは私だ」と説明した。 スポーツ以外の問題とは、10月の国際際Aマッチ期間にスウェーデンを訪れていたときの性加害疑惑を、同国メディアが報じたことだ。つまり、デシャン監督はこの疑惑と今回の招集外とは無関係だと主張したわけだ。 ただ、スペインメディア「エル・ナシオナル」は「デシャン監督の説明は納得できない。スポーツ上の理由で、最適な状態にあるエムバペをリストから外すのは理解できないからだ」と指揮官の説明を額面通り受け取らなかった。 そのため同メディアは、性加害疑惑報道の影響を示唆するとともに、「代表チームのキャプテンであるエムバペがデシャンのアプローチを非公式に批判したという噂もある」と指摘。エムバペとデシャン監督の〝対立〟も要因の可能性があるとした。
東スポWEB