ドジャース大谷翔平「自分の中では捉えたつもりでしたけど...」2試合ぶり安打も延長サヨナラ機で凡退
◇MLBカージナルス6-5ドジャース(日本時間31日、ドジャー・スタジアム) ドジャースの大谷翔平選手はカージナルス戦に「2番・DH」で先発出場し、5打数1安打1四球の成績。一打サヨナラのチャンスでは、WBCメキシコ代表右腕と対戦し、最後の打者となりました。 【画像】山本由伸投手が雨の中で快投 初回、先頭のベッツ選手がレフト前ヒットで出塁すると、続く大谷選手もライト前へ運び、ヒットを記録。その後フリーマン選手も続き満塁としましたが、後続が倒れ先制とはなりませんでした。 続く2回の打席では、1、3塁のチャンスで打席が回るも空振り三振。それでも5回の第3打席は、先制点につながる四球を選びました。 その後、大谷選手に快音は響かず、試合は9回に2点差を追いつき延長戦へ突入。先攻のカージナルスが1点を奪い、迎えたドジャース延長10回の攻撃。2アウト1、3塁からムーキーベッツ選手が四球を選び、一打サヨナラのチャンスで大谷選手へ回ります。 マウンドにはジョバンニ・ガエゴス投手。1年前のWBCのメキシコ代表に選出され、日本と戦った準決勝では、9回に大谷選手から逆転の契機となるツーベースヒットを浴びていました。 大歓声の中、打席に立った大谷選手は、インコースのストレートを打ち上げショートフライ。ガエゴス投手には、前日の三振に続き抑えられました。 大谷選手は5打席1安打で、通算打率.273(22打数6安打)、0本塁打、2打点の成績。この日は2度のチャンスで凡退しており、得点圏打率.143(7打数1安打)となりました。 自身のスイングについては「どうなんですかね、見え方自体は悪くないですけど、タイミングと距離の問題かなという感じですかね」と分析。最後の場面については「まずは同点だと思うので、四球でもいいですし、シングルでもいいですし、どういう形でもいいので同点にしてまず繋ぐことが大事だった」とした上で、「うーん、自分の中では捉えたつもりでしたけど、ポップフライになっているのでそこら辺もタイミングと距離の違いかなと思います」と話しました。 翌日も本拠地でカージナルスとの4戦目。今季初アーチに、勝利へ導く一打は生まれるのでしょうか。