板野友美、子育てと仕事の両立に奮闘「自分と毎日勝負している感じ」 どんなに忙しくても「夜ご飯は手料理」
■娘に「大好きだよ。ママの宝物だよ」と言葉で伝えるように 子育てについて大切にしていることは「ちゃんと愛情を伝えること」だと言う。 「娘についてはスキンシップもそうですが、ちゃんと寝る前に『大好きだよ。ママの宝物だよ』と言葉で伝えることを心がけています。仕事をしているからこそ、娘に寂しいと思ってほしくないというところが大きいので。あとは毎日、夜ご飯は手料理にすると決めていて、どんなに忙しくても、毎日ご飯を作ることは今後も継続していきたいです」 仕事と家庭のバランスを取ることについては「大変です」と吐露しつつ、「でも、それができた時に達成感があるので、頑張って続けられているのかもしれないです。常に自分と毎日勝負している感じです」と実にパワフルだ。 その“勝負”についても「楽しんでやっています。もちろん、大変だなと思う時もありますが」とした上で「例えば夜に落ち込んだとしても、朝になったらまたやらなきゃいけないことが溢れているから、落ち込んでなんていられないです。だから、変な話、まあいいか、そういうこともあるよねと切り替えます。ダメだなと考えちゃうと全部がダメになっていく気がするので。今は社員も抱えているし、自分だけの責任で済む話ではなく、みんなの生活もかかっているから、自分のちょっとしたことでくよくよなんてしていられないです」と語る。
ブランドにアイドルグループ…プロデューサー業にやりがい
親となり、今や会社の経営者になったことが、自分自身を成長させてくれたとも実感していると言う板野。その心境の変化については「社員が増えると、やっぱりいろんなタイプの子がいるから、常にコミュニケーションを取ることがすごく大事だなと思います」と述懐する。 いろいろな居場所があることでのメリットも感じているそうで、「1つのところで嫌なことがあっても、場所を変えれば切り替えられて、こっちで頑張ろうと思えたりするんです。ただ、そういうことが同時に起こったりもするとけっこうパニックにもなりますが、最近はそこもなんとかなるようになってきました(笑)。ただ、それは本当に周りの方のサポートや助けのおかげでもあると思います」と、自身をサポートしてくれる人々にも心から感謝する。 今回は初めてモデルとしてだけではなく、出展ブランドのプロデューサーとしてもTGCに参加したが、そこでのやりがいや現場で得るものにも変化があったそうだ。 「若い頃は自分がいろんなお洋服を着られるだけで楽しかったのですが、最近は自分が経営しているブランドをモデルさんが着用してくださることで、また違う視点を持ち合わせることができます。このお洋服はこういう風に見せたいなとか、きっとクライアントさんはこうやって見せてほしいんだろうなとか、いろんな角度から考えられるようになり、視野が広がった気がします」