婚活中のアラフォー男性「やっぱり若い20代の女性の方が良いんでしょうか?」その回答は……
無自覚な色眼鏡
まず、相談文を読んで感じたことは、ハイスぺ狸さんはかなり色眼鏡があるということです。特に「30後半~40歳くらいまでの独身女性ってちょっと変わった人が多い印象なんですよね...」という所ですが、この部分については同意できません。私は会社員時代、この世代の女性達と一緒に働いていましたが、特別に変だなとは思いませんでした。 私が恋愛対象として彼女達を見ていなかったというのもあるかもしれませんが、その点を差し引いても、東京のワーキングガール達はちゃんとした人が多かったです。逆に20代の若い女性の方が良いかな?とのことですが、若くても病んでいる人は病んでいますし、面倒くさい人も沢山います。だから年齢ではなく相性の問題だと思うのです。 そもそもパーティーで出会った女性を食事に誘ったとありますが、おそらく「婚活パーティー」的なものですよね。そういう出会いって「結婚願望がある」という大まかな括りだけで集まっている人達なので、色々な人が集まってきます。私は「結婚」については個人が幸せになるための補助的なしくみだと思っているので「結婚」自体を「ゴールや目的」にするというのは「手段の目的化」なのではないのかなと考えてしまいます。
理想論だけど、やっぱり本質的
そんなの理想論だよ、という意見もあるでしょう。でも世間体や親や自分自身の見栄のために結婚を考えるというのはやっぱり違うような気がするんですよね。そう考えるとやっぱり趣味や嗜好が合う人というのを重視して、パートナーを見つけた方が良いと思うのです。その点、最近の婚活系アプリというのは細かい所まで相性を確認できるようなので、そういったものを活用すると良いと思います。 また、趣味のサークルなどに参加するというのも良いと思います。今の時代、SNSを通じて、趣味の合う仲間やコミュニティを見つけやすくなりましたし、そういったコミュニティのオフラインの会合に参加していくうちに出会いが拡がると思います。最近ではサバンナの高橋茂雄さんが、サウナという共通の趣味を通じてご結婚されましたね。 あと、年齢的に、バツイチの方も、色眼鏡を付けずに接してみることをおススメします。たしかに結婚が上手くいかなかったという事実はありますが、離婚という経験を通じて学んでいることも事実です。それらの学びを単なる失敗と捉えるか、経験と捉えるかで彼女たちの見方が変わってきます。私は過去よりも自分と過ごす未来の時間を大切に考えているので、楽しそうな未来が描けそうなら、最初から選択肢から外さずに、対象に加えて欲しいなと思います。