自民党の田畑裕明衆議院議員が開催を予定していた政治資金パーティーで、案内状にあった「入金のみ」の項目が違法と指摘されていることについて、田畑議員が取材に応じ、「違法性はない」と強調しました。 26日朝、田畑議員は自民党富山市連の会合に出席し、政治資金パーティーを巡る一連の問題について謝罪したうえで、経緯を説明しました。 田畑議員は、国会で政治資金規正法改正の議論が続くなか、今月、政治資金パーティーの開催を予定していた上、野党からパーティーの案内状にあった「入金のみ」の項目は、寄付の呼びかけにあたると違法性を追及されました。 会合後、田畑議員は報道陣の取材に対し、「違法性はない」と強調しました。 ＊田畑裕明衆院議員 「入金のみの記載について、官邸筋、党本部、複数の法的な専門家に確認した。何ら指摘を受けていることはない。寄付を求める形でお願いしていたことは全くない」 出席者によりますと、会合では次期衆院選の対応を巡り厳しい意見も出たということで、自民党富山市連は意見を集約し田畑議員と話し合うことにしています。 ＊自民党富山市連　中川忠昭支部長 「大変厳しい意見が出ていて、これからの体制づくりについて、しっかり対応していきたい」