星野源「ANN」で涙ぐむ「紅白」直前に曲目変更・本番で歌詞アレンジも
【モデルプレス=2025/01/01】音楽家で俳優の星野源が1月1日、パーソナリティを務めるラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送/毎週火曜深夜1時~)に生出演。12月31日、東京・渋谷のNHKホールから放送された「第75回NHK紅白歌合戦」での歌唱について届いたリスナーのメールに涙ぐむ場面があった。 【写真】「紅白」星野源「ばらばら」歌詞変更したギター弾き語り姿 ◆星野源「ANN」で涙ぐむ 「第75回NHK紅白歌合戦」にて「地獄でなぜ悪い」から「ばらばら」に曲目変更し、ギター弾き語りのパフォーマンスを披露した星野。元々「本物はあなた わたしは偽物」という歌詞を「本物はあなた わたしも本物」と変更していた歌唱について、リスナーから送られた「世界はひとつじゃない」という歌詞がより心に響いた、星野が込めたメッセージが届いたという声や、辛かった時に「地獄でなぜ悪い」で救われたという声を受け、「ありがとうございます」と涙で言葉を詰まらせた。 「ちょっと曲を聴いていただきたいと思うんですが」と前置き「ばらばら」について「自分にとってはとても大事な曲で」「その曲を作ってですね、初めて自分の歌ができた感じがするなっていう。こういう言葉の言語化という感じではなかったんですけど、結果的にそういう感覚だったなと今は思います。誰にも似ていない、もちろん音楽が好きですから色んな人からもちろん影響を受けているんですけれども、自分の音楽、自分の歌、星野源の歌、星野源の音楽というものができたなとはっきり感じた1曲でした」と制作時の思いを振り返り、「ばらばら」をオンエアしていた。 ◆星野源「紅白」歌唱曲変更 星野は12月23日の曲目発表当初、NHK側のオファーにより「地獄でなぜ悪い」を披露することが明らかとなっていたが、ネット上では、近年性加害疑惑が報じられていた園子温監督の同名映画の主題歌であることや、園氏から依頼を受けて制作したといった経緯を受け「紅白」での歌唱を問題視する声が多数上がった。 同月26日、NHKは「アーティストはもちろん、NHKも性加害は決して許さないという姿勢であることは言うまでもありません」として紅白制作チームとアーティストサイドで協議を行い、歌唱曲を「ばらばら」に変更したことを発表。星野は、元々「本物はあなた わたしは偽物」という歌詞を「本物はあなた わたしも本物」と変更して歌唱していた。(modelpress編集部) 情報:ニッポン放送 【Not Sponsored 記事】
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