10日にかけ日本海側中心に大雪の恐れ 「不要不急の外出控えて」
日本の上空は10日ごろにかけて強い冬型の気圧配置になり、北日本から西日本の日本海側を中心に降雪が続くと予想される。平地でも大雪になる恐れがあり、気象庁と国土交通省は8日、雪崩や車の立ち往生、道路の通行止めに警戒するよう呼び掛けた。 【写真まとめ】トラックにこんもり 青森に降り積もった雪 気象庁によると、8日から9日にかけて日本海の低気圧が東に進み、雪雲が発達する見込み。北日本や東日本の上空約5500メートルには氷点下30度以下の強い寒気が流れ込むとみられる。 記者会見した国交省の西沢賢太郎防災課長は「公共交通機関の大幅な遅延や運休が発生する恐れもある。不要不急の外出は控えるなど、予定の変更を考えてほしい」と呼び掛けた。 9日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多いところで▽東北、北陸、東海地方70センチ▽北海道、中国地方60センチ▽関東甲信、近畿、四国地方30センチ▽九州北部地方25センチ。【木原真希】
