「背番号剥奪」チェルシー、戦力外となったアカデミー出身選手含む2名を非情な手段で退団に追い込む?「退団の圧力で…」
チェルシーに所属する、イングランド代表FWラヒーム・スターリングと同クラブのアカデミー出身DFトレヴォ・チャロバーが、戦力外となり今夏退団する可能性が高まっている。英メディア『90MIN』は現地時間21日に、両選手に対してクラブが行った非情な仕打ちについて報じていた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ スターリングとチャロバーは、開幕戦のマンチェスター・シティ戦ではベンチ外となっており、今夏退団が濃厚とみられていた。そんな中、チームを率いるエンツォ・マレスカ監督はスターリングについて、「私は正直でいようと努めている。シティ戦の前にラヒームと話した。彼が我々のチームで出場時間を得るのは困難であり、それが(ベンチ外となった)理由だ」というコメントを残している。 また、追い打ちをかけるように、アトレティコ・マドリードのジョアン・フェリックスの加入を発表した際、「チェルシーは、ジョアン・フェリックス選手が着用する背番号の確認とともに、以下の背番号の更新を発表する。ポルトガル代表の選手は、今シーズン、マレスカ監督率いるチームで背番号14を着ることになる。一方、同胞のペドロ・ネトは、シティ戦で着用していた背番号19から、今シーズンの残り試合で背番号7に変更することになる」と、チャロバーが着用していた14とスターリングが背負っていた7番をそれぞれ新選手に与えることを発表していた。 この非情な仕打ちに関して同メディアは、「ラヒーム・スターリング、クラブ退団の圧力で背番号を剥奪される。トレヴォ・チャロバーも、変更の一環として背番号を変更された」と、今夏に退団することを強制するためか、両選手から背番号を剥奪したと指摘している。
フットボールチャンネル編集部