【阪神カップ/激アツ情報】ノーマークは危険! 現場からのレポートで穴馬2頭を狙い撃て
[GⅡ阪神カップ=2024年12月21日(土曜)3歳上、京都競馬場・芝外1400メートル] 超豪華メンバーが揃った今年の阪神カップ。GⅠ実績馬も多数なので伏兵の台頭は厳しく映るが、果たしてそうだろうか。有力馬は秋の大目標を走った後で〝出がらし〟の可能性もある。体調や陣営のトーンが上向きの馬なら、十分一発があるはずだ。東スポ競馬Webの「記者メモ」から穴馬を探してみると…。 まずは前走スワンSで13番人気ながら3着に突っ込んだトゥラヴェスーラ(牡9・高橋康)。大穴だったことと年齢から完全にフロック視されているのだが、前走直後のメモを確認すると、そうではないことが分かる。 「背中の筋肉の付き方が良くて、9歳という年齢を感じさせない。気持ちも前向きな馬で状態もずっといい」と高橋康調教師 記者は「堅実なタイプだけに、千二、千四路線で引き続き軽視禁物の存在だ」と続けている。まさに今回がその時だ。 他方、関東馬レッドモンレーヴ(牡5・蛯名正)も侮れない。秋初戦の富士Sで9着と結果が出なかったため、マイルCSに向かわず、キャピタルSへ。そこで3着に好走した。直後の記者メモをチェックしてみると…。 近走は離れた後方からの競馬が続いていたが、今回は中団のインから進境を感じさせるレース運び。「稽古の取り組みや馬具の工夫などがかみ合って、最近にない競馬でした。収穫があったし、ああいう競馬ができれば右回りでも」と蛯名正調教師 陣営が手応えを感じているのが分かる。ここ2年、芝1400メートルのGⅡ京王杯SCを1、2着している馬が非GⅠ以外からの参戦により人気を落としているなら絶好の狙い目といえるだろう。
東スポ競馬編集部