「まだ11月。我々はベストな状態に戻る」 公式戦4連敗のシティ。ペップは後半戦での巻き返しに自信
今季も終盤に追い上げをみせるのだろうか
プレミアリーグ第11節、マンチェスター・シティはアウェイで日本代表の三笘薫擁するブライトンと対戦した。 前半アーリング・ハーランドの得点でリードを得るも、終盤アウェイチームの猛攻に守備陣が耐えられず、ジョアン・ペドロ、マット・オライリーにゴールを許し、1-2の逆転負けを喫した。シティはこれでカラバオ杯トッテナム戦から4連敗。ペップ・グアルディオラ政権では初の出来事となった。シティは代表ウィーク明けにトッテナム、リヴァプールとの対戦が予定されており、さらに黒星を重ねる可能性がある。 ただ、代表ウィーク明けには主力が戻ってくることが予想されている。最終ラインではルベン・ディアス、ジョン・ストーンズの復帰が濃厚だ。 この11月はケビン・デ・ブライネ、ネイサン・アケが代表活動に参加しておらず、ジャック・グリーリッシュ、フィル・フォーデンが代表行きを辞退したと報じられており、次節トッテナム戦までにコンディションを整えることができる。 ブライトン戦後にペップ・グアルディオラ監督は『BBC』で、これからの復調に期待できるコメントを残している。 「現時点で我々がベストな状態でないことは明らかだ。だが、まだ11月だ。我々はベストな状態に戻るだろう」 実際にシティは例年尻上がりに調子を上げてくるチームだ。リーグタイトルを獲得した22-23シーズンは、長い期間アーセナルが首位に立っていたが、最終的に逆転して優勝を飾っている。 ロドリ、アーリング・ハーランドの控え不在など不安要素はあるものの、今いる選手たちのコンディションが戻れば十分に巻き返せると考えているのだろう。現状リヴァプールが頭一つ抜けているが、他のチームのパフォーマンスは不安定で、シティは序盤戦無敗の貯金もあってリーグ戦連敗も未だ2位につけている。
構成/ザ・ワールド編集部