フリーランス、7割が「収入の不安定さ」を懸念 お金に困った経験のある人も6割
会社員と比較して、収入が安定しないとされるフリーランス。クラウドワークス(東京都渋谷区)とGeNiE(東京都中央区)が共同で実施した調査結果を発表し、フリーランスの76%が、今後も活動を続ける上で収入の不安定さを課題に感じていることが分かった。 【調査結果】フリーランスが感じている「悩み」ランキング フリーランスとして感じる具体的な悩みの1位は「将来の資金に対して漠然とした不安がある」(59%)。「病気や怪我で働けなくなったときの保護がない」(45%)、「貯金ができない」(37%)が続いた。 お金に困って工面した経験があると回答した人は66%。お金に困った理由では「生活費の補てん」(41%)が最も多く、2位は「収入を得るまでのつなぎ」(22%)、3位は「趣味・娯楽」(6%)だった。 お金を工面した方法では「家族から借りた」(68%)が最多。「カードキャッシング」(15%)、「カードローン」(13%)が続いた。金融機関の審査に落ちた経験があると回答した人は21%で、5人に1人いることが分かった。 6月6日~8月2日に996人を対象としたスクリーニング調査を実施した上で、179人を対象に8月7日~9月2日で本調査を実施した。調査手法は、いずれもインターネット。
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